建築物や地下ライフラインの基礎整備に欠かせない山留工事。安全な工事を支える一方で、大量に使用する硬化材、それに伴って発生する建設汚泥が問題となっています。最終処分場が逼迫し、不法投棄が大きな社会問題化する現在、使用材料や排出泥土をいかに低コストで削減するかが、これからの山留工事の課題です。
ECW工法は、特別な機械設備や薬剤を必要とせず、硬化材の注入方法を見直すことにより、建設汚泥を低減し硬化材料も削減。「コスト縮減」と「環境保全」を同時に実現する画期的な柱列式ソイルセメント壁工法です。
人と自然との調和が求められる環境の世紀。リサイクル(再生利用)だけではさらなるエネルギーの消費につながり、適切な環境改善策とは言えません。リデュース(発生抑制)という発想から生まれたECW工法が、ソイルセメント工法の環境対応をリードします。